2日以上続くなら要注意…長引く「しゃっくり」に潜む病気

公開日: 更新日:

「頻度は高くありませんが、気管支拡張剤や血圧降下剤、ステロイド剤の一部など身近な薬でしゃっくりを起こすことが知られています。また、しゃっくりを誘発する代表的な薬に抗がん剤の白金製剤に分類されるシスプラチンがあります。この薬は肺がんや肉腫などのがんに用いられます」

 しゃっくりで死ぬことはないが、体力を消耗し、日常会話や仕事などに支障が出るため早く止めたいという人は多いはずだ。

「民間療法はいろいろありますが“息を止める”がいいかもしれません。血中の二酸化炭素濃度が上がると脳神経の興奮が抑制され、しゃっくりがおさまりやすいことが知られています」

 だからといって一般の人が紙袋を口に当てて呼吸したり、直接二酸化炭素ガスを吸ったりするのは危険があるという。

 長引くしゃっくりは、医療機関で診てもらうのが一番。西洋薬や漢方薬の中にしゃっくりに効果がある薬があるという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇