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中川恵一東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授

1960年生まれ。東大大学病院 医学系研究科総合放射線腫瘍学講座特任教授。すべてのがんの診断と治療に精通するエキスパート。がん対策推進協議会委員も務めるほか、子供向けのがん教育にも力を入れる。「がんのひみつ」「切らずに治すがん治療」など著書多数。

子宮頸がんと中咽頭がんに共通 "口腔奉仕"で若者に急増中

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 いずれもHPVウイルスが感染源ですから、ワクチンを接種すれば、発症を抑えることができます。ところが、日本は副反応問題で、接種率はわずか0・3%。接種率7~8割の欧米は、患者数が減少し、子宮頚がんは過去のがんになりつつありますが、日本は増えているのです。最新のワクチンなら、子宮頚がんの9割を食い止めることができます。

 家族の形を守るためには、男性も女性もHPVワクチンを接種することが大切です。

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