女性に多い大動脈弁狭窄症の治療法は選択肢がいくつもある
TAVIとは違い胸を切開して実際に心臓を見ながら処置するので、予期せぬトラブルが起こっても制御可能です。安全性も高い治療法で、今後さらに広まるのは間違いありません。
このように大動脈弁狭窄症の治療法は進化していて、患者さんの病態や事情に応じて選択肢が増えています。「男性よりも女性に多く、とりわけ高齢になると増える」という傾向とともに知っておくことが命を守ることにつながります。
■好評重版 本コラム書籍「100年を生きる 心臓との付き合い方」(セブン&アイ出版)