歌手の香寿美さん「坐骨神経痛」に苦しんだ1年半を語る

公開日: 更新日:

 苦しんだ1年半の間には鍼灸もやりましたし、いろんな人からいろんなことを聞いて、いろいろ試したので、正直何が効いたのか、そのすべてが良かったのかどうかは分かりません。人によっても違うでしょうし、症状もさまざまだと思うので、神経というのはつくづく複雑なものだと思いました。大事なのは、痛みの原因を突き止めること。私は椎間板ヘルニアでしたが、もっと重大な病気が原因かもしれません。

 今も同じ姿勢でいると違和感がありますけれど、ストレッチを多めにするなどして用心しています。分かりやすく変わったのはヒールの高さかしら。昔は10センチ以上でしたが、今は5センチ(笑い)。あの痛みは、もう二度と経験したくありませんからね。

(聞き手=松永詠美子)

▽かすみ 1962年、京都府生まれ。ホリプロダクションに所属して芸能活動を始め、後にフリーのダンサー・女優として活躍。結婚を機に芸能界を引退するも、2011年の東日本大震災後、歌手として再デビューを果たした。その直後に乳がんが発覚し、1年間の治療を経て復帰。乳がん検診を啓蒙するピンクリボン活動に尽力しつつ、現在は「うたって踊れる中高年のためのアイドル」として活動中。9月13日(日)19時~「六本木キーストンクラブ東京」でライブが予定されている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  3. 3
    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

    佐々木朗希の今季終了後の「メジャー挑戦」に現実味…海を渡る条件、ロッテ側のスタンスは

  4. 4
    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

    ドトールに注がれる「石丸効果」都知事選でヒモ付き隠さず3番手から猛追、株価も爆上がり

  5. 5
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  1. 6
    ソフトB山川穂高「無神経ぶり」改めて露呈…31試合ぶり本塁打も身内から異論噴出

    ソフトB山川穂高「無神経ぶり」改めて露呈…31試合ぶり本塁打も身内から異論噴出

  2. 7
    石丸伸二候補に大逆風…「恫喝」訴訟で2連敗、都知事選後の国政進出シナリオも狂いが

    石丸伸二候補に大逆風…「恫喝」訴訟で2連敗、都知事選後の国政進出シナリオも狂いが

  3. 8
    蓮舫候補に一発逆転の「神風」は吹くのか…7.7都知事選「一歩リード」の小池知事を猛追

    蓮舫候補に一発逆転の「神風」は吹くのか…7.7都知事選「一歩リード」の小池知事を猛追

  4. 9
    都知事選最終盤に飛び交う「蓮舫狙い撃ち」の怪情報…永田町に出回る“石丸2位”データの真の狙い

    都知事選最終盤に飛び交う「蓮舫狙い撃ち」の怪情報…永田町に出回る“石丸2位”データの真の狙い

  5. 10
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」