しっかり寝ているのに眠気がひどい…考えられる病気は?

公開日: 更新日:

 しっかり睡眠をとっているのに日中に突然強い眠気が出現する原因のひとつは「睡眠時無呼吸症候群」です。寝ている時に無呼吸状態になって、血液中の酸素量が低下するため、睡眠の質が落ちます。眠気がひどいと感じると同時に、家族にいびきを指摘されたり、朝、喉がカラカラに渇いて目が覚めたり、イライラしやすいなら、心療内科や呼吸器内科の睡眠外来にかかりましょう。

 ほかには、初期の「うつ病」です。テレワークによって生活リズムが崩れ、心療内科に通う患者さんが増えました。うつ病による症状には、不眠症と過眠症のどちらもあります。通常、人間の体内時計は1日1時間しか早起きできません。休日に起きる時間が2時間以上ズレる人は、リズム障害が起きていると考えられます。

 また、大量の飲酒が続くと、肝硬変まで進行することもあります。体内でアンモニアが増加し、意識障害が起こることがあります。常に睡魔が払えない状態になります。あるいは断酒による離脱症状として、強い過眠の症状が出るケースもあります。

 しっかり睡眠をとっているのに日中に突然強い眠気が出現する「ナルコレプシー」も過眠症として知られますが、発症は一般的に10代が多く、中高年の方なら可能性としては考えにくいといえます。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」