著者のコラム一覧
荒川隆之薬剤師

長久堂野村病院診療支援部薬剤科科長、薬剤師。1975年、奈良県生まれ。福山大学大学院卒。広島県薬剤師会常務理事、広島県病院薬剤師会理事、日本病院薬剤師会中小病院委員会副委員長などを兼務。日本病院薬剤師会感染制御認定薬剤師、日本化学療法学会抗菌化学療法認定薬剤師といった感染症対策に関する専門資格を取得。

【顔面神経麻痺】頭痛から数日後に左目が閉じられなくなり…

公開日: 更新日:

 もともと耳の痛みから始まったのですが、この痛みに加えてキリで刺されるような痛み、髪の毛全体がピリピリするような痛み……と、3種類の痛みが続きました。

 麻痺は連日悪化傾向で、左顔面全体が垂れ下がって動きません。眉の位置も落ちていて、鏡で顔を見ては落ち込んでいました。左目は開きっぱなしで閉じられなくなり(兎眼=とがん)、洗顔では目に水が入るので痛みを感じます。そのため、入浴時は競泳用ゴーグルを装着していました。角膜が傷ついて失明してしまう危険があるので、夜寝る時はテープで留めて閉じさせていました。

「パ行」がしゃべりづらくて、笑えません。汁物も口からこぼれてしまいます。舌はしびれていて、ご飯を食べている時に噛んで出血したこともありました。お寿司やスプーンで食べることができるカレーライス(刺激物はダメなので辛くないもの)など、一口サイズのものが食べやすかった印象です。

 治療を受けながらそんな生活を続け、発症から2週間程度で症状の進行が止まっていることに気づきました。さらに発症から1カ月程度で左目が少し閉じられるようになり、2カ月で麻痺も改善していきました。私の場合は回復が早かったようです。

 その後、頭痛などの症状も治まり、今ではすっかり良くなりました。発症早期に治療を開始できたのが良かったのではないかと考えています。おかしいと思ったら放っておかず、すぐに医師の診断を受け、できる限り早めに治療を開始することが大切です。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ吉井監督が佐々木朗希、ローテ再編構想を語る「今となっては彼に思うところはないけども…」

  2. 2

    20代女子の「ホテル暮らし」1年間の支出報告…賃貸の家賃と比較してどうなった?

  3. 3

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 4

    「フジ日枝案件」と物議、小池都知事肝いりの巨大噴水が“汚水”散布危機…大腸菌数が基準の最大27倍!

  5. 5

    “ホテル暮らし歴半年”20代女子はどう断捨離した? 家財道具はスーツケース2個分

  1. 6

    「ホテルで1人暮らし」意外なルールとトラブル 部屋に彼氏が遊びに来てもOKなの?

  2. 7

    TKO木下隆行が性加害を正式謝罪も…“ペットボトルキャラで復活”を後押ししてきたテレビ局の異常

  3. 8

    「高額療養費」負担引き上げ、患者の“治療諦め”で医療費2270億円削減…厚労省のトンデモ試算にSNS大炎上

  4. 9

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  5. 10

    松たか子と"18歳差共演"SixTONES松村北斗の評価爆騰がり 映画『ファーストキス 1ST KISS』興収14億円予想のヒット