研究では新型コロナウイルスは脂肪細胞を好み、細胞中にすみついて増殖するとしていますが、だとすればそれを集中的に叩けばいいと考えられるからです。これは特に“肥満大国”アメリカにとっては朗報と言えると、記事を掲載したニューヨーク・タイムズはコメントしています。
アメリカではこれまでにコロナで亡くなった人は79万を超えていますが、アメリカ人の4割以上が肥満症という状況が大きく関わっていることが改めて浮き彫りになりました。
一方で、肥満症が人口のわずか4%の日本で死者が1万8000人なのも、この説明なら、納得できると言っていいかもしれません。