大音量じゃないと聞こえない…ヘッドホン難聴の兆候は?

公開日: 更新日:

 すでに難聴が進行してから診察を受けるので、治療に時間がかかります。治療としては、末梢血流改善作用がある「ビタミン剤」、内耳の血流の循環を改善し神経機能回復を促す「循環改善剤」を服用します。

 予防としては、80デシベル程度の大音量で音楽などを聞くのは1日1時間未満とし、60分聞いたら、30分休憩することなどが勧められます。また、周囲の雑音を打ち消す機能の付いた「ノイズキャンセリング機能付き」のヘッドホンやイヤホンに替えるだけで、内耳への負担が減ります。

▽瀬尾達(せお・わたる)耳鼻咽喉科専門医。京都大学医学部大学院修了。兵庫県尼崎市で、瀬尾クリニックを開設し、毎日250人以上の患者を診察。また、京都大学医学部講師や大阪歯科大学講師も兼任。厚労省指定臨床研修医療機関、難病治療指定医として、とくに「突発性難聴」「メニエール病」や「プロの歌手や声楽家の音声治療」の診断と治療に力を入れている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係