オミクロン株に漢方「荊芥連翹湯」でプラスアルファの感染対策 医師が提唱
柳医師が使い方として勧めているのは次の方法だ。予防薬としては、1日1回、帰宅後、または寝る前に1包を服用する。日中、濃厚接触したかもしれないと感じた時には、昼に1包を追加しても構わない。
■もしかして…と思ったら1日3回
オミクロン株の初期の症状は、咳や鼻水、鼻詰まり、喉の痛みなど。家庭内感染した人の話を聞くと、「家族が『風邪っぽい』と言っていたら、翌日には熱が出てコロナ陽性。自分も風邪だと思って油断していて、家庭内感染した」。
「風邪を疑ったらすぐに1包を服用し、それを1日3回。その後、検査で確定診断をつけてください。もしコロナと確定したら、荊芥連翹湯を1日3回7日間。米メルク開発の経口抗ウイルス薬モルヌピラビル(商品名ラゲブリオ)を処方された場合は、重症化予防効果が30%といわれているため、やはり荊芥連翹湯を1日3回7日間、併用することをお勧めします」
1月14日には米ファイザーが経口の抗ウイルス薬パクスロビド(商品名リトナビル)を承認申請。まもなく承認が下りる見通しだ。