オミクロン株に漢方「荊芥連翹湯」でプラスアルファの感染対策 医師が提唱

公開日: 更新日:

 柳医師が使い方として勧めているのは次の方法だ。予防薬としては、1日1回、帰宅後、または寝る前に1包を服用する。日中、濃厚接触したかもしれないと感じた時には、昼に1包を追加しても構わない。

■もしかして…と思ったら1日3回

 オミクロン株の初期の症状は、咳や鼻水、鼻詰まり、喉の痛みなど。家庭内感染した人の話を聞くと、「家族が『風邪っぽい』と言っていたら、翌日には熱が出てコロナ陽性。自分も風邪だと思って油断していて、家庭内感染した」。

「風邪を疑ったらすぐに1包を服用し、それを1日3回。その後、検査で確定診断をつけてください。もしコロナと確定したら、荊芥連翹湯を1日3回7日間。米メルク開発の経口抗ウイルス薬モルヌピラビル(商品名ラゲブリオ)を処方された場合は、重症化予防効果が30%といわれているため、やはり荊芥連翹湯を1日3回7日間、併用することをお勧めします」

 1月14日には米ファイザーが経口の抗ウイルス薬パクスロビド(商品名リトナビル)を承認申請。まもなく承認が下りる見通しだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動