死んじゃうのかなと…ryuchellさん語るカンピロバクター腸炎の苦しみ
ryuchellさん(タレント/26歳)=カンピロバクター腸炎
お腹が痛いだけじゃなくて、高熱に頭痛、関節痛に吐き気、下痢と血便が続いて「これ、治るのかな」と不安でした。胃腸炎を起こす原因菌はサルモネラ菌や黄色ブドウ球菌などいろいろありますけど、「カンピロバクターじゃなくてよかったね」と言われることがあるくらい、カンピロバクター腸炎は特別しんどいもののようです。
今年3月の初旬でした。ある日突然、関節痛と頭痛に襲われ、熱を測ると38度ありました。「コロナかもしれない」と思って病院でPCR検査をした結果、「陰性」だったので安心して、その日は熱さましの点滴を打ってもらって仕事に行きました。
急変したのはその夜です。急にお腹が痛くなり、嘔吐と下痢の両方が止まらなくなりました。頭痛も関節痛もひどくなって、熱も40度を超えました。意識ももうろうとしてきて、立てないし歩けないしベッドに座ることもできなくなって、ついに救急車を呼んだのです。
病院でCT検査などをして、問診をされた結果、5日前に「鳥刺し」を食べている経緯と血便があることから、「カンピロバクター腸炎の疑いがある」と言われました。カンピロバクター腸炎は、カンピロバクター属の細菌が引き金になって起こる感染性胃腸炎で、血便は最も特徴的な症状とのこと。一般的に感染源は鶏肉であることが多いようです。