老眼が気になる中高年こそ知っておきたい「最新メガネ事情」

公開日: 更新日:

「良いメガネを作るにはパソコン画面の距離と視線に合わせて、レンズのタイプや度数を選び、レンズと目の位置関係を精密に調整することが重要です。これには眼鏡店スタッフの広く深い知識と熟練した技術がどうしても必要になります。ましていまは、老眼対策用メガネが進化していて、1本のメガネでさまざまな距離が見えるようにできています。カギとなるのが、その人に応じたレンズ選びとレンズの機能を十分発揮するためのメガネを作る技術力なのです」

 しかし、いままで視力が良かった人ほどメガネを一種のハンディと感じて否定的な考えを持っていることが多い。残念なことだ。

「老眼の症状はこれまでメガネと無縁だった、視力の良い人ほど早く自覚すると言われています。しかし、メガネをすることに抵抗感があり、眼鏡店に行かずにまずは既製の老眼鏡やルーペを使い始める方も多い。しかし、使ってみると、掛け外しの不便さや長時間の作業で疲れるなど、煩わしさを経験することになります」

 そうならないために最初におすすめしたいのは「近用ワイド」あるいは「近近タイプ」と呼ばれるレンズ。手元から少し先までピントが合い、掛けたまま歩けるので便利だという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…