目に優しい良いメガネ作りには「ホンネ相談」「正しい視力測定」が重要

公開日: 更新日:

 100歳以上の日本人が9万人を超え、いよいよ本格的な人生100年時代の到来だ。しかし、遊んで暮らせる老後ははるか昔。いまは70歳までの定年延長が議論され、一日中パソコンとにらめっこの日々が続く。そのぶん、目は酷使されて疲れ果て、衰えた目の機能を補うメガネの存在は今後ますます重要となる。そこで、人生100年時代を乗り切るためのメガネ作りについて「㈱パリミキホールディングス」(東京)の澤田将広代表取締役社長に聞いてみた。

「良いメガネとはただ視力に合ったメガネではないと私たちは考えます。ひとりひとりの生活環境によって見たい距離や希望する見え方が違います。しかも、場所や時間帯によっても変わります。いまはそのときどきで見え方を変えることを可能にするレンズがあります。私たちは可能な限りそれを使い、お客さまのご要望に合わせて見やすく使いやすいメガネを提供したいと考えています」

 たしかに、スポーツ選手なら視界が広く、ボールなどがクリアに見えるメガネが必要だし、外に出ることが少ない高齢者なら視力を1.5に合わせる必要もない。むしろ、遠くより手元がはっきり見える方が良いメガネということになる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇