著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【馬肉】タンパク質は牛肉とほぼ同じでエネルギーはササミ並み

公開日: 更新日:

 赤身の馬肉には少ないのですが、コレステロール値を下げたり、血液循環を良くしてくれるn3系必須脂肪酸も多く含まれています。脂質が多い馬肉はタテガミと呼ばれる部位です。必須脂肪酸は多いですが、その分エネルギーが高くなるので食べ過ぎには注意しましょう。このn3系脂肪酸は朝に食べることでシャキッと体が目覚める働きがあることも報告されています。

 さらに、馬肉に含まれるグリコーゲンは、疲労回復に非常に役立つ栄養素です。100グラムあたり2290ミリグラム、牛肉が670ミリグラム、豚肉が433ミリグラムなので、馬肉に含まれるグリコーゲンの多さがわかります。グリコーゲンを摂取することで、集中力を高める効果もあることがわかっています。脂質の少ない赤身はぜひ夜に。翌日に疲労をため込まない体が作れる可能性が高まります。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動