【チャービル】胃腸の消化吸収を助け、炎症抑制効果もあり
チャービルとは、フランス語でセルフィーユと呼ばれるハーブのこと。ウイキョウゼリやフレンチパセリとも呼ばれ、パセリのような苦みやエグみ、独特な香りがないので、タルトやケーキの上にのっていたり、サラダのトップに飾られていたりします。名前は聞いたことがなくても、目にしたことがある方は多いのではないでしょうか。
チャービルとは主に葉の部分を指し、根部分はルートチャービルと呼ばれています。根は生でも食べられ、ニンジン、栗、クルミのような味だと感じるほど甘い味が特徴的。
加熱する場合は、スープやシチュー、カレーなどに入れて使用されます。日本の根菜と同じ使い方ができるわけです。
ヨーロッパでは、食材というよりも薬草と認識されていることが多く、その健康効果も注目を集めています。たとえば、民間療法にはなりますが、消化不良のときに食べる使い方もあります。これは、チャービルに胃腸の消化吸収を助ける効能があるからといわれています。コッテリとした料理の添え物になっているのもうなずけます。