著者のコラム一覧
天野陽介日本医学柔整鍼灸専門学校鍼灸学科専任教員

日本医学柔整鍼灸専門学校鍼灸学科専任教員。北里大学東洋医学総合研究所医史学研究部客員研究員も務める。日本伝統鍼灸学会、東亜医学協会、全日本鍼灸学会、日本医史学会、日本東洋医学会所属。

東洋医学で花粉症の症状を和らげる 「水」が重要なポイント

公開日: 更新日:

 ツボも有効です。

 おへそから親指の横幅1つ分上にある、その名も「水分」や、おへそから指4本分下にある「関元」。足のスネにあり、膝のお皿の骨の斜め下にあるへこみから手の指4本分下にある「足三里」。背骨の両側辺りにある「肝兪」「脾兪」「腎兪」。そして腰にある「命門」なども効果的でしょう。

 これらのツボで、冷えていたり押して気持ちよいところに市販のお灸などを1~2つすえると、より効果があるでしょう。

 鼻水や鼻詰まり、頭重感が気になるときは小鼻のすぐ脇にある「迎香」。頬骨の下のくぼみにある「顴髎」。眉毛の内端にある「攅竹」。前髪の生え際の真ん中から親指の幅1つ分上にある「神庭」などもあります。

 どのツボも、気持ちよく感じる程度の強さで3~5秒ほどの圧迫を3~5セットで行うようにしてください。

 それでも症状の改善がみられないときや症状が激しいときには、医師や薬剤師、鍼灸師に相談を。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…