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堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

挨拶するときは2秒以上相手の目を見る癖をつけよう 好意と深く関係

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 アイコンタクトは、対人コミュニケーションを行う上で欠かすことができないアクションです。

 仕事上だけでなく、スポーツのシーンなどでもアイコンタクトは「目だけで意思を伝える」といった効果を持ちますし、意図的に視線をずらすことで相手の注意を引くなど人間の行動に大きな影響力を持っています。

 実は、アイコンタクトの時間割合は「女性×女性」がもっとも多く、「男性×男性」がもっとも少ないといわれています。女性の方が、目を見て話すことに抵抗がないからかもしれません。

 米オックスフォード大学のアーガイルらは「5種類の視線量を比較したとき、人の評価はどう変わるか」について研究(1975年)を行っています。

 実験では被験者に、異性と会話してもらいながら5つの異なる視線パターンを行うように指示しました。その視線とは、「相手の目を見る」「相手の目を見ない」「相手の目を見たままほほ笑む(直視)」「相手の目を見ながらほほ笑む」「相手の目を見たままほほ笑まない」の5パターンです。

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