白内障手術失敗体験談(7)怖いものではないが甘くみてはいけない
そうなると選択肢は総合病院になりますが、通院が難しいデメリットも考えなければなりません。悩ましい問題です。とはいえ、今後もしも「左目」の白内障の手術が必要になったら、大きな総合病院にお願いするでしょう。
それと「眼内レンズ」の選択も大切です。白内障の眼内レンズは、単焦点以外にも多焦点のものなど種類もたくさん出ています。私の場合は最初から「近くが見られたらいい」というスタンスで、近視用単焦点を選びました。しかし、多焦点には多焦点のよさがある。多焦点眼内レンズは健康保険は適用されず自己負担になります。いずれにしても自分のニーズに合ったレンズを選ぶことが大事です。
あらためて思うのは「白内障の手術はそんなに怖いものではないが、甘くみてはいけない」ということです。私のように運が悪く、うまくいかないこともあります。ただ、リカバリー法はいくらでもあり、その技術は進歩しています。病院選びだけ間違えなければ大丈夫です。 (つづく)