お尻がしびれる「梨状筋症候群」は2つのストレッチで予防する
梨状筋症候群は梨状筋が硬くなることにより発症する。悪化させないためにも、日頃のストレッチや股関節まわりのエクササイズが大切だという。
■梨状筋のセルフストレッチ
椅子に軽く腰かけた状態で、片側の足首を反対側の膝の上に置き、そのまま上半身を前に倒し10秒間キープする。反対側も同様に行う。
■体幹と骨盤の安定化と股関節外転筋の強化エクササイズ(写真)
横向き寝になり、下側の手の上に頭を乗せ、上側の手は体の前にセットする。その状態で両膝を90度に曲げ、上側の足を骨盤の高さまで上げる。常に骨盤が動かないように心がけて、息を吸いながら、膝の角度を変えずにゆっくりと前後に5~6回動かす。反対側も同様に行う。
「痛みがひどいときに行うと、かえって症状を悪化させる可能性もあるので、無理のない範囲で行うようにしてください」