なかなか止まらい…「大人の鼻血」は重大病のサインかもしれない

公開日: 更新日:

 鼻血は水道管の破裂と同じく、押さえなければ止まらない。いざ鼻血が出たら椅子やソファにリラックスした状態で腰かける。親指サイズに丸めたティッシュまたは綿を鼻の穴に詰め、出血した側の小鼻を親指で30分間押さえて圧迫する。その際、喉へ血液が流れ出て飲み込むと胃が刺激され吐き気を催しやすい。嘔吐を防ぐためにも飲み込まず吐き出すといい。

「血が固まる前にティッシュを取り出すと、再び出血したり傷口が広がる恐れがあります。鼻に入れたティッシュは12時間取り出さず、入れたままにしてください。止血してからもかさぶたが取れないよう鼻はなるべく触らず、当日は飲酒は避け、入浴はせずシャワーを浴びる程度にしてください」

■サラサラの鼻血は要注意

 とりわけ注意したいのが、これらの止血を行ってもなかなか止まらず、何度も繰り返す鼻血だ。まれではあるが、白血病や再生不良性貧血といった血液疾患があると、止血作用を持つ血小板の数が減少し鼻血が止まりにくくなる。また、それらの病気の初発症状として鼻血が現れるケースもあるという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース