回復期リハビリテーション病棟を利用するなら…1つだけ注意点あり
もちろんコロナ禍が明けたとはいえ、いまだに検温やマスク着用、時間の指定など細かな指示はあるだろう。しかし、病院全体の雰囲気や外来患者の年齢層や、すれ違う病院スタッフの様子などから、何となく特徴が見えるはず。
中には建物や受付は立派なのに療養型病棟のような静けさを感じるところがあり、これでは明るくリハビリできないと候補から外した。
そして最終的に選んだのは、リハビリ室が広く明るく、若いスタッフと患者が笑顔でキビキビ働いているところだった。これはかなり重要なことで、高齢者は若者の多い環境が好きな傾向が強く、周囲が中高年だらけのスタッフの時と明らかに顔色が違っていた。それほど、若者に接してもらうことで得られるパワーは大きいのだ。
ちょっと不謹慎かもしれないが、男性はとくに若い女性が担当になると張り切る。その逆もまたしかり。回復期リハビリテーション病棟に限らず、あらゆる介護関連施設に共通することで、筆者自身も目の当たりにしたし、複数の介護経験者から耳にしている。
なお、入院が認められると担当スタッフとの面談が行われるのが通例だ。その時、事務員やソーシャルワーカーのみで対応されるのか、担当予定の医師や看護師も同席してくれるのかも、選ぶ際の重要なポイントになるだろう。