医療スタッフが頻繁に自宅に上がり込む状況に気疲れしてしまう
「明日ですと13時ごろの訪問予定となっておりますので問題ないかと思われます。伺うスタッフに共有しますね」(私)
病院や特養老人ホーム、サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)、自宅など、どの選択肢においても手続きが複雑だったり、人の出入りが増えたり、ほかの業者とのつながりが増えたりと、それぞれに長所や短所があり、それぞれに煩わしく思われる方がいます。
この娘さんのように、ご家族も積極的に介護に参加し、患者さんとご家族の精神的負担を減らすことは、在宅医療ならではの患者さんとご家族に寄り添うひとつの方法だと考えるのです。