年間10億円以上の売り上げ、セラピスト400人在籍…メンズエステ店の評判と荒稼ぎの手口

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 風俗店経営者は男性向けのエステ店を装い、東京・中野区のJR中野駅周辺のマンションを40室以上借り上げ、約400人の風俗嬢を雇い、1年2カ月の間に10億円以上を荒稼ぎしていた。

 禁止地域内で違法に店舗型性風俗店を営業したとして、警視庁は17日までに「中野メンズエステレンガスパ」の従業員、藤原祐介(47)、金子遥樹(29)両容疑者や20代の風俗嬢5人を含む男女13人を風営法違反の疑いで逮捕した。

 藤原らは2022年9月~23年11月にかけ、中野区内のマンションに風俗嬢を待機させ、訪れた男性客に性的サービスをさせていた。マンションの住民から「両隣の部屋に毎日違う男性が来ていて、気持ち悪い」との相談が寄せられ、警察が捜査を進めていた。店の経営者は現在、逃亡中。警察が逮捕状を取って行方を追っている。

「風俗店の実態を隠して摘発を逃れるために普通のマンションの一室を使用していた。もともとは中野界隈で手広く展開していた出張メンズエステ店の系列店です。店側は『日給6万円以上可能です。ラクにお金を稼げます』と、口コミでセラピストを集めていた。実態はエステ店ではなく風俗店だったため、サービスの内容を巡って客とセラピストがトラブルになることもあった。店では『セクハラ講習』というオプションが人気だったそうです」(捜査事情通)

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