交流戦でばく進「巨人独走」に死角あり…OBが問題点ズバリ

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 交流戦トップのチーム防御率2.82を記録した投手陣にも不安がないわけではない。期間中、完投能力のある菅野を除いた先発投手の平均投球回数は約5回。小刻みな継投で相手打線を封じ込めたとはいえ、残り3カ月超もあるリーグ戦で同じことができるのか。

「あくまでも内海が離脱し、大竹が6戦連続勝ち星なしという不測の事態に対処するため。最長で4連戦という日程的な余裕もあってこその継投策です。特にリリーフ陣は夏場に入ってから、これまでとは肉体的にも精神的にも比較にならないほど疲弊する。経験の浅い投手は特にそうです。来月6日の中日戦で復帰するといわれる内海、その後に先発陣に加わるとみられる沢村が戻って、いかにリリーフ陣の負担を軽くできるか。そんな投手陣を引っ張るのが阿部ですから、巨人が独走するもしないも、やはり阿部にかかっていると思うのです」(橋本氏)

 他球団にもまだチャンスはある。

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