澤村も“逆球”でサヨナラ打浴び…制球自慢の投手なぜ減った

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 球場の電光掲示板に球速が表示されるようになったのは80年代になってからだと記憶している。球速にこだわり、上半身に力みが見える投手が増える一方で、制球自慢の投手が激減した。

 150キロの逆球を投げて、結果オーライの三振でガッツポーズをする投手を見て、天国の稲尾さんは呆れているに違いない。

(高橋善正/野球評論家)

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