「金本監督は高山を開幕からスタメンで使う気でいる。新チームで金本色を出したいことや、4月で39歳になる福留は先が見えているということもあるが、鳥谷の後釜としてチームの大黒柱に育てたいようだ。秋から三塁の練習を本格的に始めるのもそう。阪神の三塁といえば、藤村(富美男)さんや三宅(秀史)さん、掛布(現二軍監督)などが有名だが、巨人の長嶋(茂雄)さんがそうだったように、三塁というのはチームの看板選手が守るポジション。実際、藤村、掛布はミスター・タイガースだった。金本監督はそれだけ高山を買っているわけだよ」
高山は、3、4日のソフトバンク戦で2試合ともレフトで先発出場。それぞれ1安打を放った。