五輪メダル獲得で報奨金と税金、給料、待遇はどうなる?
「ただ、民間のスポンサーからの報奨金には税金がかかりますよ」(国税庁担当者=前出)
さらに、自衛官や警察官なら特進もある。今大会は射撃に森栄太(自衛隊)や佐藤明子(警視庁)、近代五種に三口智也(自衛隊)ら“公務員選手”も出場しているが、彼らがメダルを獲得すれば出世間違いなし。
例えば、自衛隊員として東京五輪・メキシコ五輪で金メダルを獲得した重量挙げの三宅義信氏(三宅宏実の伯父)は、3等陸尉から最終的には陸将補(少将級)まで出世。警視庁の阿武教子氏(柔道)もアテネ五輪の金で巡査部長から警部補に昇進している。
「自衛官の場合、4階級特進の例もある。俸給で計算すると、年収で40万円ほどのアップになります」(自衛隊関係者)
選手にしてみれば金額より名誉だろうが。