右手を上げてガッツポーズをしているのはリオ五輪女子体操種目別決勝・ゆか運動の村上茉愛(20)。個人総合では得意のゆかで着地が乱れて14位。入賞を逃した。
雪辱を期しての種目別だったが、14・533と個人総合の決勝(14・133)を上回る内容で7位。日本勢として32年ぶりの入賞を果たした。
競技後のインタビューでは、「結果にこだわらず、楽しくやりたいと思っていた。悔いのない演技を達成できてよかった。(今大会で)一番気持ちよく演技できた。まだ上に行けるし、演技が終わった後、早く家に帰って新しい技をやりたいと思った」と目に涙を浮かべていた。
涙の先にあるのは東京五輪だ。