アジア大会2個目の金獲得 高木美帆は“四刀流”が強さの源

公開日: 更新日:

■姉と組んだ団体で重圧払拭

 メキメキと成長を続ける一方で、プレッシャーは重くのしかかった。橋本聖子から「スケート連盟の宝」といわれ、日本スピードスケート史上最年少の15歳で挑んだ10年のバンクーバー五輪の結果は散々。14年のソチ五輪は代表選考にさえ残れず、いつしか「大舞台に弱い」といわれるようになった。

 それを払拭したのがソチ代表の姉・高木菜那(24)。15年の世界距離別選手権で姉と組んだ団体パシュートで強豪のオランダチームに競り勝って金メダルを獲得してひと皮むけた。昨年のW杯では女子1000メートルで初優勝。全日本選手権では全4種目で完全優勝を果たし、14年ぶりの快挙となった。来年の平昌で8年分の屈辱を晴らすつもりだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出