“未完の大器”セレッソ杉本にW杯最終予選1トップ抜擢の目
7月22日の浦和戦で開始6、8分に連続ゴールを決めて浦和選手の出はなをくじき、4―2の圧勝劇に貢献した。現在11ゴール。浦和FW興梠の12ゴールに次いで得点ランクは堂々の2位である。
「ハリルホジッチは15年5月、国内組選手を対象とした合宿に杉本を招集したが、それ以降は合宿に呼ぶことは一度もなかった。しかし、今季の活躍ぶりを高く評価し、今月31日のW杯最終予選オーストラリア戦、9月5日のサウジアラビア戦の日本代表メンバー入りを決めた。C大阪を通して本人の耳にも入っている」(サッカーライター)
ハリル日本は、1トップに定着した独ブンデスリーガ1部ケルンのFW大迫勇也(27)が、シーズン前合宿の練習試合で右足首を痛め、クラブが「右足首の靱帯を損傷してチームを離れる」と公式にアナウンス。20日のブンデスリーガ開幕戦の出場が微妙な情勢となり、オーストラリア戦も準備不足で出場できない可能性も出てきた。
杉本が「今の好調ぶりを維持すれば、いきなりW杯予選に抜擢されても十二分に戦えるはず」(六川氏)。それなりに期待してもよさそうだ。