G正捕手問題は激化「小林より1枚半上」の炭谷も安泰ならず
「球団首脳の評価が高いと聞いています。当然、広島陣営も警戒を強めている。昨年まで第3捕手の扱いだった26歳・磯村の出場機会が、ここのところ急増。25試合で打率.383と打撃が好調なのもあるが、会沢が流出するかもしれない来季を見据え、緒方監督が中堅どころの磯村にあえて経験を積ませているともっぱらです。今は併用で戦っている巨人の原監督が、打率2割5分の捕手で満足するはずがありませんから」(球界関係者)
巨人、広島の両球団は10日に開幕した全日本大学野球選手権で捕手の候補にも熱視線を送る。
「東海大・海野、東洋大・佐藤らドラフト候補の捕手が出場していますからね。海野は巨人・原監督の後輩でもある。巨人は会沢が取れなかったとき、広島は流出したときに備えているのでしょう」(同)
いずれにせよ、ドラ1入団6年目の小林の居場所はなくなりそうである。