著者のコラム一覧
六川亨サッカージャーナリスト

1957年、東京都板橋区出まれ。法政大卒。月刊サッカーダイジェストの記者を振り出しに隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長を歴任。01年にサカダイを離れ、CALCIO2002の編集長を兼務しながら浦和レッズマガジンなど数誌を創刊。W杯、EURO、南米選手権、五輪などを精力的に取材。10年3月にフリーのサッカージャーナリストに。携帯サイト「超ワールドサッカー」でメルマガやコラムを長年執筆。主な著書に「Jリーグ・レジェンド」シリーズ、「Jリーグ・スーパーゴールズ」、「サッカー戦術ルネッサンス」、「ストライカー特別講座」(東邦出版)など。

Jリーグと新型コロナウイルス 濃厚接触の定義が分かった

公開日: 更新日:

 午後4時30分からJFAハウスで村井チェアマンが会見に応じた。

 対策会議では、たとえば播戸氏から「選手はペットボトルの水の回し飲みをするが、それはOKなのか? シャワーの浴び方、公共交通機関(新幹線や飛行機)での移動はどうなのか?」など具体的な質問が出たという。

 活発な議論が交わされたようで3名の専門家チームから「多くの質問があり、具体例もあった。提言もすぐに書けるだろう」と歓迎された。

 会見で村井チェアマンが「統括団体の私が抽象的な概念をこねくり回すよりも、はるかに臨場感と危機感があって有益な意見交換だった」と話したが、筆者も村井チェアマンのコメントから<濃厚接触>の定義(密閉空間の中で2メートル以内にいて大きな声で互いのしぶきが飛ぶような距離感にいる)が明確となった。

 検温の重要性も改めて分かった。村井チェアマンによると「37.5度の熱が4日間続けば感染の危険性がある」という報告があり、「37.5度以上、もしくは明らかに平常時体温よりも高い状態が2日間続いたらチームを離れて至急に検査を受ける」ことをクラブに徹底すると明言した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…