広島森下にオリ勝俣…無観客で活躍するルーキー信用値せず
今年は新人の当たり年といわれる。
例えば広島のドラフト1位・森下(明大)は3試合11回に投げて2失点で、先発ローテ入りが当確とか。ソフトバンクの津森(東北福祉大)は3試合3回を無失点。中日の橋本(大商大)は2試合、岡野(東芝)は1試合に投げて無失点だ。3日には日本ハムの河野(JFE西日本)、鈴木(JX―ENEOS)、望月(創価大)、長谷川(BC・新潟)、立野(東海理化)が巨人打線を“完封”した。
打ってはオリックスの勝俣(国際武道大)がすでに2本塁打。中日の郡司(慶大)もここまで5試合で7打数3安打の打率・429と気を吐いている。
キャンプ中に騒がれたのは高卒ルーキーのロッテ・佐々木(大船渡)とヤクルト・奥川(星稜)だったが、実戦が始まると彼らに代わって大学や社会人出身の新人がスポーツマスコミを賑わせるようになった。もちろん、公式戦でも活躍する選手は中にはいるかもしれないが、「無観客の試合で結果を出しても、どこまでアテになるか……」と、ある球団の編成担当者がこう続ける。