サッカー女子W杯スペイン選手への“キス問題”が日本に飛び火…「性加害黙認はスポーツ界も同じ」
「週刊文春」は2014年8月、2月に行われたソチ冬季五輪閉会式後の打ち上げパーティーで、自民党の橋本聖子参院議員(58)がフィギュアスケート男子選手の高橋大輔(37)に強引にキスする様子を報じた。今回のルビアレス氏の姿とまるで一緒だ。
橋本氏は当時、「キスを強制した事実はない」と否定していたものの、2021年2月に東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長に選出された際には、キス問題について「当時も今も深く反省をしております」「非常に厳しい声というのは、受け止めております」などと言葉少なに語っていた。
ソチ五輪時の橋本氏は日本選手団の団長。つまり、選手から見れば機嫌を損ねてはいけない相手であり、状況はルビアレス、エルモーソ両氏の関係とも重なる。だが、橋本氏はルビアレス氏のように公職を辞することもなく、さらに今も国会議員だ。このため、SNS上ではこんな指摘が出ているようだ。
《スペイン女子の監督は世論もメディアも問題視したから、辞任に追い込まれた。日本はメディアも騒がずスルー。だから橋本氏も平気の平左。ジャニーズと同じ構図だよ》