大谷翔平への極端な「年俸後払い」が波紋…カリフォルニア州を巻き込み「規制」へ一直線
加えて税の番人から不均衡を是正する訴えを求められたとなれば、MLBも重い腰を上げて大谷のような極端な後払いの規制に動くことになりそうだ。
大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう言う。
「ドジャースによる後払いは選手の節税に加えて球団も補強費用の捻出が可能になる。資金力豊富な球団だけにメリットがあり、限られた予算で運営するチームとの戦力格差は増大するでしょう。税の公平性はもちろん、戦力均衡の崩壊を招くことになり、ファン離れを引き起こす可能性もあります。26年に改定される労使協定に後払いの禁止事項が盛り込まれるのではないか」
大谷のメガディールは労使交渉にも影響しそうだ。