ドジャース大谷「1000億円超契約」責任と重圧…術後“最速ペース”復帰が物語る強い意欲
大谷は2月3日のファンイベントに出席した際に、移籍してもやること自体は変わらないと言いながら、「責任は、より重くなると思う」と話した。
オフに10年総額1000億円超でドジャース入り。プロスポーツ史上最大の契約を結んだことで、責任の重さを認識しているのだ。ファンを前にして「ワールドシリーズの優勝だけを目指している」ときっぱり言った。
ドジャースは過去11年連続でプレーオフに進出している。いわば、勝って当然のチームが、その間、ワールドシリーズに勝ったのは20年の1度だけ。だからなのか、大谷は個人タイトルより何より、そのワールドシリーズ制覇だけを目指しているというのだ。
ただ打つだけではない。チームがメジャーの頂点に立つことが目標で、なおかつチームナンバーワンの高給取りになった自覚もあるのだから、今季は勝敗の責任まで降りかかることになるかもしれない。トミー・ジョン手術から最速で復帰したハーパーに匹敵するスケジュールで調整を進めているのは本人の強い意欲の表れだ。
今季の大谷はハーパー以上のパフォーマンスが求められる。
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日刊ゲンダイは大谷が日本ハム時代、両親に取材を実施し、大谷の軌跡、両親の教育方針などを連載化。それらは関連記事【大谷を知る】…から読むことができる。