ドジャース大谷「1000億円超契約」責任と重圧…術後“最速ペース”復帰が物語る強い意欲

公開日: 更新日:

 大谷は2月3日のファンイベントに出席した際に、移籍してもやること自体は変わらないと言いながら、「責任は、より重くなると思う」と話した。

 オフに10年総額1000億円超でドジャース入り。プロスポーツ史上最大の契約を結んだことで、責任の重さを認識しているのだ。ファンを前にして「ワールドシリーズの優勝だけを目指している」ときっぱり言った。

 ドジャースは過去11年連続でプレーオフに進出している。いわば、勝って当然のチームが、その間、ワールドシリーズに勝ったのは20年の1度だけ。だからなのか、大谷は個人タイトルより何より、そのワールドシリーズ制覇だけを目指しているというのだ。

 ただ打つだけではない。チームがメジャーの頂点に立つことが目標で、なおかつチームナンバーワンの高給取りになった自覚もあるのだから、今季は勝敗の責任まで降りかかることになるかもしれない。トミー・ジョン手術から最速で復帰したハーパーに匹敵するスケジュールで調整を進めているのは本人の強い意欲の表れだ。

 今季の大谷はハーパー以上のパフォーマンスが求められる。

  ◇  ◇  ◇

 日刊ゲンダイは大谷が日本ハム時代、両親に取材を実施し、大谷の軌跡、両親の教育方針などを連載化。それらは関連記事【大谷を知る】…から読むことができる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…