断捨離でシンプル&スタイリッシュ・ライフ編
「一流の収納術」飯田久恵著
収納の問題を数値化することで、モノが増えて片付かないという悩みを解決する本書。〈使いたいものがある場所まで歩く=歩数〉+〈扉や引き出しを開ける動作=アクション数〉で導き出されるのが「収納指数」。この数が多いほど悪い収納で、0か1に近いほど理想的な収納になるという。例えば、電話中にメモを取ろうとしたとき、電話機の横にメモ帳とペンがないと、文房具がしまってある棚まで歩き、扉や引き出しを開けて探すことになる。収納指数が高いと、移動や片づけが面倒になり、出しっぱなしになりがちだ。さらに、探すのが面倒になると新しいものを買ってしまいたくなる。これが、モノが増える要因にもなる。
リビングやキッチン、オフィスなど、それぞれの場所で収納指数を減らすヒントも紹介していく。(ぱる出版 1300円+税)