ASKAは容疑否認も…専門家は「4年半の実刑」と厳しい見方
ASKAが2014年9月にシャバに出てからは妻の洋子さん(61)が付きっ切りで看病していたが、今年2~6月には“医療保護入院”もしていたという。妻の頑張りもむなしく、クスリを断ちきれなかったようだ。
執行猶予中の再犯で、実刑が確実視されているが、どれくらいムショに入るのか。薬物問題に取り組む小森榮弁護士はこう言う。
「一般的な覚醒剤の再犯者は懲役1年半ほどの実刑判決を受けます。ASKA容疑者の場合、そこに初回判決時の3年が加算され、合わせて4年半の実刑に科されると思います。刑務所で真面目にしていれば、3年数カ月で出られるでしょう」
が、その後が大変だ。刑務所の更生プログラムは、ダルク(薬物依存者の民間リハビリ施設)のものと大きく変わることはないという。
「一般論ですが、執行猶予中の再犯者はその後、何度も繰り返すことが多い。本人の強い意志と周囲の厳しい目が必要なんです」(小森榮弁護士)
もはや再起の目は限りなくゼロに近い。はたして妻の洋子さんは、3年後に待っていてくれるのか……。