大腸がん、脳卒中を予防 いますぐできる5つの「快便法」
■手足を冷水につける
交感神経と副交感神経の活動のバランスが整えられ、腸の動きを活発化させる効果があるという。
「寝る前や起床直後に冷たい水道水などで手を洗ったり、足にジャバジャバかけてあげます。冷たくすると交感神経と副交感神経のバランスが変化し、消化管運動に変化が生じて、排便のきっかけとなることがあります」
■肛門をすぼめる
「息を吐き切ったところで、肛門を3回程度キュッと締めます。通勤の途中でもテレビを見ていても、意識さえすればできます。肛門括約筋と骨盤底筋群を鍛えると、便失禁など便秘が引き起こす別の症状を緩和させます」
■通常の食事量を保つ
「成人女性が1日に必要なカロリーは1500~2000キロカロリーといわれていますが、それより極端に少ない人が急増中。一定の食事量がなければ便意を催さず、便秘になるのは当然です」
「便秘は日本の将来を左右する」と言う瓜田教授。5つの快便法で、日本の将来もスッキリさせたいものだ。