脅威はデング熱だけじゃない “蚊”が媒介する危険な感染症

公開日: 更新日:

 コダカアカイエカが媒介する「日本脳炎」にも気を付けたい。ワクチン接種が義務付けられるようになってからは、毎年数人の発症で抑えられているが、1人の発症につき100人の感染が存在しているという。ワクチンを打つ前の幼児や、ワクチンを打っているが免疫力が落ちてしまった高齢者などは発症の可能性が高い。

 感染すると、高熱、頭痛、嘔吐などの症状に襲われ、急性脳炎を引き起こす。最悪の場合は、後遺症が残ることもある。甘く見ない方がいい。

 何種類も存在する蚊媒介感染症の治療は対症療法のみで、予防接種もない。予防が何よりの対策だ。昼夜問わず、郊外や虫の多い場所へ行く場合は、虫よけスプレーや肌の露出を控えるなど、対策を徹底したい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…