脅威はデング熱だけじゃない “蚊”が媒介する危険な感染症

公開日: 更新日:

 コダカアカイエカが媒介する「日本脳炎」にも気を付けたい。ワクチン接種が義務付けられるようになってからは、毎年数人の発症で抑えられているが、1人の発症につき100人の感染が存在しているという。ワクチンを打つ前の幼児や、ワクチンを打っているが免疫力が落ちてしまった高齢者などは発症の可能性が高い。

 感染すると、高熱、頭痛、嘔吐などの症状に襲われ、急性脳炎を引き起こす。最悪の場合は、後遺症が残ることもある。甘く見ない方がいい。

 何種類も存在する蚊媒介感染症の治療は対症療法のみで、予防接種もない。予防が何よりの対策だ。昼夜問わず、郊外や虫の多い場所へ行く場合は、虫よけスプレーや肌の露出を控えるなど、対策を徹底したい。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動