がんに勝つ必須ポイント 手術6回“究極サバイバー”が語る

公開日: 更新日:

 がん経験者だからこそ語れることがある。2人に1人ががんになる時代。自分がそうなったら、どう付き合うべきか? 「がん六回、人生全快」(ブックマン社)の著者、関原健夫氏(71)に聞いた。

■「効果はある」と本当の意味とは

 日本対がん協会常務理事を務める関原氏は、今年71歳。39歳で5年生存率20%(当時)の大腸がんが見つかった。その後、肝臓や肺への転移を繰り返し、6回のがんの手術を経験。極め付きのがんサバイバーだ。

 そんな人生の中で関原さんが得た、がんと付き合う上で押さえておきたいことは次の通りだ。

 最も大きいのは、主治医とのコミュニケーションの重要さだという。

「正しく自分の病状を理解するには、信頼する医師ときちんと会話をしなくてはならない」

 何が問題か。自分はどうしたいのか。何を期待するのか。

 今はインターネットでさまざまな情報を簡単に入手できるが、「正しい理解」のための情報を得られているかといえば、それは違う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”