膀胱・腎臓がんの男性年齢別手術件数 内視鏡手術が多い理由
■膀胱がん対象の内視鏡には回数の限界あり
腎臓がんの新規患者は40代で1000人を超え、60代までは倍々で増えていきます。患者のピークは70代ですが、80代でがんが見つかる人も3000人近くいます。
がんに侵された側の腎臓を全摘するのが一般的です。腎臓は左右合わせて2個あるため、片方を取っても日常生活に支障は生じません。開腹術か腹腔鏡かは、周囲の組織やリンパ節への浸潤・転移があるかどうかなどで決まります。手術のピークは60代から70代で、新規患者の実に95%が受けている計算になります。他に重大な病気を抱えていたり、手術ができないほど進行していたりしていない限り、ほぼ全員が手術を受けると考えてよさそうです。