生活が一気に快適に 鼻詰まりから抜け出す「4つの知識」

公開日: 更新日:

 鼻詰まりが続く、年中鼻水が出ている、といった人は、慢性副鼻腔炎かもしれない。

「急に症状が強く出る急性疾患に対しては『これはおかしい』と感じやすい。一方、症状が慢性的に続く慢性疾患は患者さんも慣れてしまい、治療が必要なタイミングを見逃しがちです」

 こう指摘するのは、「鼻のクリニック東京」の川野健二院長。川野院長自身、重いアレルギー性鼻炎を抱えていたが、治療で生活の快適度が一気に上がったという。

★薬では治らない慢性副鼻腔炎がある

 慢性副鼻腔炎は、大きく2つに分けられる。かつて蓄膿症と呼ばれていた風邪などの感染症をきっかけに発症する「従来型(慢性化膿性副鼻腔炎)」、そして白血球の一種である好酸球が原因不明で活性化し副鼻腔に集まって症状が出る「好酸球性副鼻腔炎」だ。

「好酸球性副鼻腔炎は完治が困難。薬だけでは効果が不十分で、内視鏡手術が必要です」

 従来型であれば、大半は薬で治る。ただし、こじれるケースもあり、その場合はやはり手術が必要となる。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース