胆管がん<1>母親の慟哭に、耐えていた感情があふれ出し…

公開日: 更新日:

「先生、悪性腫瘍ってなんですか?」

 2015年2月、西口洋平さん(38歳、東京・足立区在住)は「東京逓信病院」(東京・千代田区)で「胆管がん」の告知を受けたとき、担当医師にこんな質問を投げた。

 サッカー少年だった西口さんは、高校、大学でサッカー部のキャプテンまで務めた筋金入りのスポーツマンである。

 風邪も寄せ付けない西口さんの健康人生に、およそ「がん」といった重い病気などは頭になかった。関心もなく、他人事と思っていた。

「それが、悪性腫瘍とは『がん』のことです、と説明を受けたときのショック。私は『これで死んだな、ああ、終わったな』と、思いましたね」

 がんにかかるほど悪いことをしたのか、泥棒や他人を傷つけるようなことをしたのか。何ひとつ心当たりがない。なのに、なぜ自分ががんなどにかかったのか――。

 頭の中で、自問自答を繰り返しながら西口さんは、ほぼ同世代の担当医師に、続けて第2の質問を放った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

  2. 2

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  3. 3

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 4

    広末涼子容疑者は看護師に暴行で逮捕…心理学者・富田隆氏が分析する「奇行」のウラ

  5. 5

    パワハラ告発されたJ1町田は黒田剛監督もクラブも四方八方敵だらけ…新たな「告発」待ったなしか?

  1. 6

    矢沢永吉「大切なお知らせ」は引退か新たな挑戦か…浮上するミック・ジャガーとの“点と線” 

  2. 7

    中日井上監督を悩ます「25歳の代打屋」ブライト健太の起用法…「スタメンでは使いにくい」の指摘も

  3. 8

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 9

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 10

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは