正月休みに取り組みたい「7つの成分」を食べて疲労を撃退

公開日: 更新日:

 正月だからといって好きなものばかり食べていたら、たまった疲れを残したまま仕事始めを迎えることになる。正月休み中に疲労を撃退する食事術を日本消化器病学会専門医の江田証氏(江田クリニック院長)に聞いた。

「かつて、疲労は細胞に乳酸がたまることが原因で起こると考えられていました。しかし、すでに乳酸説は否定されていて、いまは体内で発生した活性酸素が細胞を傷つけることが疲労の原因であることがわかっています。つまり、疲労を回復させるには活性酸素の発生を抑えることが大切です。同時に人には体を動かすためのエネルギー『ATP』を産生するTCA回路というシステムが備わっています。この回路をスムーズに稼働させることも疲労回復につながります」

 抗酸化作用とTCA回路の効率を高める科学的根拠を持つ7つの成分が豊富な食品を挙げてもらった。

①鳥の胸肉

 抗酸化作用と持続的な疲労軽減効果が科学的に認められている「イミダペプチド」を豊富に含んでいる。

「1日200ミリグラムを2週間摂取し続けると効果が表れます。鳥の胸肉なら100グラムが目安で、コンビニで売っているサラダチキンは1つ100グラムで、これを2週間毎日食べるのもいいでしょう」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    六代目山口組・高山若頭の相談役人事の裏側を読む

  2. 2

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  3. 3

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  1. 6

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード

  2. 7

    “路チュー報道”STARTO福田淳社長がフジ新取締役候補というブラックジョーク…堂本光一も痛烈批判

  3. 8

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 10

    ダウンタウン浜田雅功“復帰胎動”でまたも「別人疑惑」噴出か…中居正広氏「病後復帰」では陰謀論がワンサカ