自律神経がカギ 寒い冬こそ「日光と朝食」で疲労を撃退

公開日: 更新日:

 寒い冬に暖房の効いた電車やクルマでの移動や、暖かい部屋から気温の低い室外への出入りを繰り返すと、そのたびに自律神経はフル回転を強いられ、疲弊してしまうのだ。

「暖房設備や住宅性能の向上によって、近年は室内と屋外の寒暖差が大きくなっています。室内は20度を超えているのに、屋外は1桁の気温なんてケースも当たり前です。そもそも動物は5度以上の気温の変化に対応する力がありません。自然界にはそこまで一気に環境が変化する場面はそうそう存在しないため、想定されていない。ですから、われわれ現代人が寒い冬に直面する寒暖差に自律神経が追いつかないのです」

 自律神経が疲弊=疲労が蓄積すると、全身に不調が表れる。

 脳、内臓、筋肉などの働きが鈍くなり、頭痛肩こり腰痛、冷え、胃腸障害、食欲不振、イライラといった症状をはじめ、思考力が低下する、刺激に対する反応が鈍くなる、注意する力が衰えて散漫になる、動作が緩慢になる、行動の量が低下するなどの変化も来す。そのまま自律神経を酷使し続けて疲労を放置しておけば、病気にかかったり事故を起こしやすくなってしまう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”