自律神経がカギ 寒い冬こそ「日光と朝食」で疲労を撃退

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■寒暖差と乾燥への対策で自律神経の負担を軽減

 寒暖差が大きい冬こそ、自律神経をいたわる必要がある。

「自律神経にかかる負担をなるべく減らすことを心がけてください。室内と屋外の寒暖差を少なくするために、まめに衣服を着脱したり、温かい飲み物を取るなどして調整するのもいいでしょう。とりわけ注意すべきは朝の起床直後です。目が覚めても、自律神経が目覚めるまでは時間がかかります。その状態で一気に自律神経を働かせると負荷が大きくなってしまいます。試運転のために効果的なのが、まずは窓際で日の光を浴びること。気分を前向きにして覚醒を促す神経伝達物質のセロトニンが分泌されます。さらに、しっかり朝食を食べることも大切です。胃を動かすことは自律神経にとってはそこまでの負担ではないので、朝食がウオーミングアップになるのです。反対に、目覚めてすぐに早朝散歩に出かけるのは避けましょう」

 室内の乾燥対策も自律神経を休ませるためには重要だ。

「寝室の空気が乾燥していると、呼吸がしづらくなって睡眠の質が大幅に悪化します。呼吸がしづらいと就寝中に口を開けていびきをかきやすくなったり、喉の炎症も起こりやすくなる。その結果、就寝中も自律神経が働き続けるため、休息できなくなるのです。加湿器などを利用して寝室の湿度を一定に保ったり、保湿のためにマスクを装着して寝るのもいいでしょう」

 なんだか疲れて調子が出ないまま1月を過ごしてしまうと、後悔することにもなりかねない。

 冬は寒暖差と乾燥に注意すべし。

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