ゴーン被告は9kg減 拘置所・刑務所で痩せる「2つの理由」
食中毒予防のため、刺し身などの生ものは避ける傾向にあるが、栄養的にも量的にもバランスの取れた食事が出るという。
受刑者の平日のスケジュールは午前6時40分起床、朝食は7時、昼食は11時50分、夕食はなんと午後4時20分からとなる。就寝は午後9時だ。運動や入浴などの時間を除いて作業を行う。休日は起床と朝食の時間がそれぞれ30分繰り下げとなるが、その後のスケジュールはほとんど変わらない。
一方、未決拘禁者は平日は7時起床、朝食は7時25分、昼食は11時50分、夕食は午後4時20分となる。休日は受刑者と同じだという。
購入または差し入れられた食料については、就寝時や一部時間を除き、摂取することができる。
「拘置所や刑務所で痩せる原因は2つあると思います。1つはバランスの良い食事を、適切な量で食べることを強いられるからです。バランスの良い食事は基礎代謝を上げて痩せやすい体質に変えてくれます。その点、栄養士が作る献立はバランスと量の両方を理想な形にしてくれるので痩せやすくなります」