ゴーン被告は9kg減 拘置所・刑務所で痩せる「2つの理由」

公開日: 更新日:

 実際、堀江氏はある雑誌のインタビューで「刑務所内ではお腹がすくので食事はすべて食べた。おかげで好き嫌いはなくなった」と述べている。

■カギは「バランスの良い食事」と「絶食時間」

 もう1つは食事時間だ。

「ヒトを含めた地球上の多くの生物は約24時間周期からなる体内時計『サーカディアンリズム』を持っています。このリズムの乱れは睡眠障害から始まり、肥満がん心筋梗塞などのリスクを高めることがわかっています。ところが、ヒトの間脳の視床下部にある『視交叉上核』は1日24時間周期で動き、胃や腸や心臓や皮膚といった末梢組織はそれぞれ別の時間周期で動いています。このリズムを毎日一斉にリセットしているのが朝の太陽光と食事です。とくに末梢組織のそれは食事によるリセット効果が大きいことが知られています」

 つまり、毎日決まった時間に起床して太陽光を浴びて朝食を取ることは、乱れたサーカディアンリズムを正し、より痩せやすい体質をつくるのだ。

 それを効果的にするには朝食時に血糖が高くなるような食事が必要となる。そのため、炭水化物の割合が多めになる朝食を取るとともに前日の夕食から朝食までの「絶食時間」を長くすることが大切だという。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」