夏バテ症状は人それぞれ…対策は「水分・睡眠・栄養」から

公開日: 更新日:

 体がだるい、疲れやすい、集中力が低下する、胃もたれ、食欲不振など、夏バテの症状は、人によってさまざま。

 これらの不調の大きな原因は、高温多湿の環境の中で体温を一定に保とうと、自律神経がフル稼働し、やがて乱れてしまうことにあります。

 自律神経は、体にたまった熱を汗として放出し、体温を一定に調整しています。しかし現代人の生活は、高温多湿の屋外とクーラーを効かせた室内との出入りを繰り返す。温度変化の激しい環境下で行われているため、自律神経のバランスを崩しやすくなるのです。

 暑くなって汗をかくと水分と塩分が失われ脱水状態に。水分補給の目安は1日およそ1.8~2リットル。汗から失われるのは水分とミネラルなので、それらを含む経口補水液やスポーツドリンクが適していますが、飲み過ぎはNG。糖分濃度2.5%以下のものや、体液よりも低い浸透圧の「ハイポトニック」と表示のあるものを選ぶようにしましょう。

 睡眠不足は疲労回復を妨げます。眠りの質向上には、室内温度を約28度、湿度を50~60%に。クーラーや扇風機を1~2時間でタイマー設定し、一晩中かけ続けない。扇風機は風が直接体に当たらないようにします。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出