夏バテ症状は人それぞれ…対策は「水分・睡眠・栄養」から
外気の暑さが消化酵素の効力を低下させるのに加え、冷たい飲み物の取り過ぎで胃腸が冷えて消化不良になります。栄養の吸収が悪くなり食欲不振を引き起こしてしまいます。
普段からバランスのよい食事を意識し、特にタンパク質や、疲労回復に有効なクエン酸とビタミンB1が豊富な食べ物を積極的に取りましょう。
豚のモモ肉やヒレ肉、酸っぱい果物、枝豆やオクラなどの夏野菜がいいですね。
夏バテしない体づくりには、15~20分ほどのウオーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動を、できれば毎日、無理なら週に2~3日。朝や夕方の涼しい時間帯に行ってください。部屋でのストレッチも効果的です。
(〆谷直人・国際医療福祉大学熱海病院検査部長)